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【生活習慣】集中できる環境づくり
集中力とは?
勉強や仕事等、日常生活のあらゆるシーンで重要になってくる「集中力」ですが、 Wikipediaには「一つの事柄に注意を集中して物事に取り組む能力」のことだと書かれています。
Wikipedia:集中力
$1$人でゲームをやっていて「気が付いたら5時間経っていた」なんてことが私はよくあります。 ゾーンに入るという表現もあるようですが、 ゲームの制作者にそう仕向けられているのか・・・多分健康にはよくありません。
今回はより集中できる環境づくりについて紹介してみたいと思います。
その1:予定を頭の外に書き出す
恐らく一番有効なのはこれです。習慣づけには時間がかかりますが、 (私の経験則としてですが)実践できればかなりの効果が見込めると思います。 表現を変えると、
「するべきことを忘れてもいい状態にする」ということ
です。
具体的にはどうするかというと、 まずテスト日程や宿題、掃除日程、遊ぶ約束、仕事の予定等、 やらないといけないこと全てを紙に書き出します。 仮に「やることリスト」と呼ぶことにしましょう。 どんな小さなことでも、本当に全てです。例えば「部屋のごみ袋を交換する」とかも全部です。
そして、何か予定が発生したらその瞬間に書き足します。 たとえ忘れても「これさえ見れば思いだせる」状態にしておきましょう。 「やることリスト」は常に持ち歩く必要があります。
何か集中しなければならない状況に陥った時はこの紙を確認し、 「他のことに気を付けなくても大丈夫!」ということを自分の頭に分からせます。
最後に、その予定を完了したら線を引いて消します。 消しゴムではなく横線を引いて消しましょう。 こうすることで見返したとき達成感が得られます。
カレンダーアプリや手帳等形式は何でもいいと思います。 「植木に水をやる」といった日々の日課は別紙に書いて自室のドアとかに貼っておくとよいかもしれません。 重要なのは
「やることリスト」さえあれば今記憶喪失になっても大丈夫!と安心できること
です。
こうすることで「今目の前にあること」のみに脳を使うことができます。 集中力が削られるのは「他のことが気になる」からであり、脳が気にするべきことを可能な限り減らしましょう。
「○○時に待ち合わせ」等、時間が決まっている予定がある場合は、 余裕をもってアラームをセットしておくのが効果的です。 「まだ時間大丈夫かな???」という不安を消すことができますからね。
その2:生理的欲求を満たす
当たり前のことではあるのですが、空腹だったりトイレに行きたかったりすると集中できません。 何かに集中「したい」とき、達成するべき目標(欲求)があると思います。 例えば勉強だったら「褒められたい」や「志望校に合格したい」といった目標等でしょうし、 仕事だったら「よいミーティング資料を作りたい」や「昇格したい」等々。
マズローの欲求5段階説によると、これらの欲求には階層があるらしいです。
Wikipedia:自己実現理論
私は心理学に精通しているわけではありませんが常識的に考えて、 勉強や仕事といったことに長い間集中して取り組み、満足される欲求の多くは、社会的あるいは愛の欲求以上の階層に属すると思います。 むしろ生理的欲求や安全欲求を「集中して」満足させることなんてあまりないでしょう(集中して排泄?どういうこと・・・??)。
当たり前の話ですが、生理的欲求と安全欲求が満たされない以上、より高次元の欲求は出てきにくいので、 まずは
生理的欲求を満たすことが必須
ですね。
勉強中や授業中に「トイレに行きたい」だったり「お腹が空いた」といった状況になると集中できません。 なので
前もって準備しておきましょう
。 コンビニなどで軽食を買うため「自習するときは塾に財布を持ってくる」だったり 「授業開始前にトイレに行っておく」といったことはごく当たり前のことですが非常に大切です。
その3:ルーチンワークを決める
例えば「勉強する前にコーヒーを飲む」だったり、「仕事の前に机を整理する」だったりが凡例ですが、 簡単な作業を習慣的に行うことでスイッチの切り替えがスムーズに出来る気がします。
ただし(当たり前ですが・・・)「Youtubeを見る」や「漫画を読む」といった情報収集系の動作はNGです。 内容に意識が向いてしまい、スイッチの切り替えどころかいつまでも勉強や仕事に取り掛かれません。 「昔のアルバムを見てしまっていつまでも引っ越し作業が終わらない」状態に陥ります。 「机の上を整理する」くらいだといいんですが、「机の中身全部整理する」とかはアウトです。
5分以内で終わり、なおかつ単純作業ならベスト
かと思います。 「眼鏡を拭く」「加湿器の電源を入れる」とかどうでしょうか?
その4:カフェイン錠剤の摂取
諸手を挙げてオススメするわけではありませんが・・・カフェインの錠剤に頼るのも手です。 私は常飲しています。個人差が大きいと思いますが、私に対しては効果絶大です。 ただし人によっては反動が大きく、カフェインを飲まないと集中できないという状態に陥ることがあります。 休みの日はカフェインが切れて体がだるくなり何もやる気が起きないということに。
また昨今ではエナジードリンクなども販売されていますが、 カフェインだけではなく砂糖もかなりの量が入っているようですので注意が必要です。 飲みすぎると糖尿病といった疾病を起こすことがあるのだとか・・・。
まずはコーヒーや紅茶等を飲んでみて、集中できるかを試してみるのも良いかもしれません。 体質により合う合わないがあると思いますので、
錠剤などに頼るときは自己責任で慎重に
お願いします。
まとめ:集中するための環境づくり
今回の話をまとめると次のようになります。
予定を頭の外に書き出す(やることリストを作る)
生理的欲求を満たす(ことが出来るよう準備する)
ルーチンワークを決める
カフェイン摂取は慎重に
好きなこと以外に集中するというのは大変なものです。 上手く頭を切り替えて効率的に行動していければよいですね。